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2008年01月28日

Canned Coffee of the Year 2006

以前,mixiの日記に投稿した,2006年のCanned Coffee of the Year 2006を転載します.(2008年1月)

http://ccoy.so.land.to/2006/topics/canned_coffee_of_the_year/

2007年01月28日

CCOY2006 11位 「UCC BLACK 無糖 マンデリン・ハリマオウ100%」

近年の傾向として,缶コーヒー業界の住み分けというものがあって.
各メーカーごとに得意な分野や特徴がはっきりとしてきてるそうで.
例えば,WONDAは朝専用,Rootsはスタイリッシュさに特化していたり.

UCCはBLACK無糖に特化していて.
ブラックだけで,いろんな種類を発売してる.

ハリマオウはそういう意味では近年のUCCの流れに乗った商品で意外性はない.
しかしながら,黒と金の統一感のあるデザインに,その調和をくずさずにホワイトタイガーが描かれているのは秀逸.

CCOY2006 10位 「KIRIN FIRE GOLD RUSH ( SPECIAL EDITION FOR automobili Lamborghini )」

2006年も残りわずかという12月になってノミネートされた商品.

KIRINのニュースリリースとかにも詳しい情報がないので,なぜランボルギーニをデザインした商品ができたか詳細は分からないけど.
KIRINがこういう企画の商品をだすのは実に珍しい.
(UCCとかDyDoとかはよくやるんだけど)

デザインはシンプルでいい.
なんと言っても金色なのが個人的に好き.
昔,どっかの自動車メーカーがゴールドのカラーリングのファミリーカーを出したとき.
オレは「カッコいいじゃん」って主張したんだけど,まわりの共感は得られなかったね.
まぁともかく金色だからって理由もひいき目に考慮しての10位ランクイン.

CCOY2006 9位 「UCC BLACK 無糖 ヴィンテージコロンビア100%」

UCCからは堂々2つのノミネート.
そして,金色も2つ目.

2つのUCCでこちらの方が順位を上にした理由はもちろん金色だから.
2つの金色のうちでこちらの方が順位を上にしたのは,より百式っぽいから.

まぁ,百式っぽいからってのはある程度まで冗談としても.
ランボルギーニよりもこちらの方が,金色にシマリがある.
多分,文字の部分が白色になってるのが,全体にシマリのあるデザインにしてるんじゃないかなと思うけど.

なんといっても,金色の光沢が魅力的.
指紋をつけずに眺めたくなる.

CCOY2006 8位 「Asahi WONDA 100年BLACK」

ノミネートは左の方.

あまり目立たないけど,黒の中に模様が描かれてる.
こういうのなんていうのか知らないけど,ゴシック調とかロココ調とか言うの??
(ぜんぜん良くわかんねーから適当なこと言ってますんでヨロシク)

でも,ただ真っ黒なのと違ってすげー品が出てる.
この模様が,缶の上下の淵ギリギリまで書かれていて,デザインにかける熱意が伝わってくる.

半年後ぐらいに右のデザインに変わってしまったのが残念.
右の方は,一言で言って品性がない.

CCOY2006 7位 「SUNTORY BOSS 憩」

缶全体が木目調になってるのが特徴的.
これまでも木目がデザインされた缶コーヒーはいくつかあったけど,こんなにしっかり描かれてるのはこの憩が初めてじゃないかな.
そういう意味で挑戦的なデザイン.

缶全体にマイクロエンボス加工がされていて,ざらっとした手触りになってるのは,木目を意識してだと思われる.

で,「憩」の文字が緑色になっているのも,木目にマッチしてていいと思うんだけど.
一つだけ難があって….
デザインの統一感はあるんだけど.
統一感を求めるあまり,お茶の缶みたいになっちゃってるんだよね….
まぁ,ともかくいままでに無いデザインってところは十分評価できるし,味的にもオレは結構好きだったりする.

CCOY2006 6位 「AGF Blendy Cafe La Mode リラックスカフェ」

これを自販機で初めて見たときは新鮮な驚きがあった.
考えてみると確かにこんな色の缶コーヒーがあってもいいじゃないかという気もするけど.
オレが知る限りはこういう配色は初めてみる.
クリスマスっぽいようなイメージ.
これが発売されたのは10月くらいだからある程度意識してたのかも.
おそらくは女性の客層を狙ってたりするんだろうね.
功を奏しているかは知らないけど.

上の白い部分と,赤い部分に描かれてる雪の結晶の部分にマイクロエンボス加工がされている.

AGF(カルピス)の攻めの姿勢を垣間見ることができた逸品.

CCOY2006 5位 「Asahi WONDA 冬のアイスコーヒー」

WONDAからは2つめのエントリー.

高評価の理由はただ一点.
「冬のアイスコーヒー」
このコンセプトは革新的!!

「アイスコーヒー」=「夏」
という既成概念を見事に打ち砕いてくれた.

そもそも,冬にホットじゃない缶コーヒーを飲んだ時点で「冬のアイスコーヒー」には違いないんだろうけどね.

まだ,発売からそれほど経ってないけど,いまのところコンビニでよく見かけるし.
そこそこ売れてるのかな??
個人的に,味は結構すきな味.
そもそもWONDAのコーヒーの味って,蜂蜜とかメープルとかと相性のいい味だから,こういう商品は結構まとまった味になるんだよね.

CCOY2006 4位 「DyDo D-1 スーパーブレンド」

赤の使い方が洗練されており評価できる。 クリームの弧と「1」を用いて「D-1」を描いているのはデザインとしても完成度が高い。 なお、「D-1」の部分は缶にエンボスによる凹凸が付けられている。

9月くらいに新庄引退記念缶ってのが発売されたけど,ノミネートはノーマルな方に.

新庄のCMでやたらに「無香料」を強調してるけど.
無香料の缶コーヒーはいまどきそんなに珍しくないような気がするんだけどねー.
伊藤園の缶コーヒーはかなり早いうちから無香料にしてて,5年以上前から無香料だったと思う.


ダイドーはいままで,これといったブランドを持ってなくて.
サントリーならBOSS,アサヒならWONDA,ネスカフェなら匠…っていうように.
ダイドーならD-1っていうイメージは,ある程度は定着してきたといえるのかな.
仮にそうなら,D-1と新庄の果たした役割は十分にあったといえるんだろうね.

CCOY2006 準グランプリ 「SUNTORY BOSS アメリカーノ[深煎り]」

缶の中央にはストライプ状の凹凸が付けられている。
青色のグラデーションや文字の使いかた、顔のロゴの入れ方などはサントリーという有名メーカーらしい洗練されたデザインとなっている。
本作品はデザインもさることながら、"アメリカーノ"を缶コーヒーにしたことを評価してのノミネート.
自分の知る限りではアメリカーノを缶コーヒーとしたのはコレが初だと思われる.
喫茶店でもまだあまりアメリカーノというものは浸透していないようで、まだ数件の喫茶店でしかみかけたことがない.
アメリカーノとアメリカンコーヒーは別物ですからね!
アメリカンはコーヒーを薄くのばしたもの、もしくは浅煎りの豆で淹れた薄いコーヒーのこと.
アメリカーノはエスプレッソを薄くのばしたもの.
香りがよく雑味が少ないのが特徴で、オレはかなり好きなコーヒーのひとつ.


発売から1年ちかく経つけど,やはり今見てもこのデザインはカッコいい!
ストライプといい,青のグラデーションといい見事!

他のメーカーからも積極的にアメリカーノをだして欲しいと思うし.
アメリカンとアメリカーノは違うってことももっと認知してほしいなーと思う.
惜しまれるのは,個人的にはアメリカーノはブラックで飲むのがベストだと思ってるから.
他のメーカーでもいいから,ブラックのアメリカーノを出して欲しいね.

CCOY2006 準グランプリ 「JT Roots インスピレーション」

玉虫色に輝く缶は衝撃的。
このリアルブレンドでも採用されている、くびれのついた缶(ウエストウェーブ缶)が登場したときも非常に話題を呼んだ。
世間的には話題を呼んでないと言われるかもしれないが、事実このウェストウェーブ缶の登場以来Rootsの販売本数は飛躍的に上がっている。
Rootsが缶製作につぎ込む技術、熱意を高く評価できる作品。

受賞は左の方.右はデザインチェンジ後の現行モデル.

この玉虫色は,プリズムレイヤーフィルムっていう技術なんだけど.
現行モデルでは,下地が派手だからプリズムレイヤーフィルムの良さが半減しちゃってて残念.

やはり,Rootsはこのスタイリッシュさと缶へのこだわりがすばらしいから,今後も革新的な商品の開発に期待したい!

CCOY2006 ラズベリー賞「コカコーラ GEORGIA オリジナル」

グランプリ発表の前にラズベリー賞の発表.

ラズベリー賞ってのは映画業界のジョークで与えられる賞で.
もっともクソな映画に与えられる賞なんだけど.
今年,もっともクソだなーと思った缶コーヒーを選んでみた.

左がラズベリー賞受賞のジョージアオリジナル9代目(現行モデル).
中央がひとつ前の8代目.
右のは4代目.


どーすか?
オレの個人的意見でしかないかも知れないけど.
正直言って,オレはこの現行モデル,すげーセンスわりーと思うんだけど.
オレだけかな?,そー思うの.


ノミネート作品の紹介でも,近年,各メーカーがそれぞれの個性に特化して商品を開発しているということを書いたけど.
ジョージアは思いっきり迷走してるんだな.
新商品をガンガン出すってのは確かに個性ではあるかもしれないけど.
ようするにどの路線でいくか暗中模索しているんだろうね.
もちろんコレクターとしてはどんどん新商品だしてくれるのはうれしい限りだけど.

ジョージアオリジナルはジョージアの中でも1975年以来の一番伝統あるラインナップ.

で,迷走した結果,この伝統あるデザインを大幅に変えてみちゃったりしたんだろうね.

CCOY2006 グランプリ「POKKA COFFEE オリジナル」

昨年度も多くの新商品が発売されました.
昨年度のコレクション数は総計180缶を数えるにいたりました.
みなさまも充実した缶コーヒーライフを送られたことではないでしょうか.

そして,この180缶の頂点に選ばれたのがこの
「POKKA COFFEE オリジナル」(11代目)
です.

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写真左:11代目
写真中央:10代目
写真右:9代目
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準グランプリや上位にあざやかなデザインの新商品が並ぶ中で,このポッカコーヒーの受賞は我ながら意外だったかなと思ってるんだけど.

実際,初めてこの缶を見たときはそれほど良いとも思わなかったし.
でも,見るほどに,そして手に取ってさわるほどに,この缶がすげー好きになってきた.


ラズベリー賞のコカコーラオリジナルを見ればわかると思うけど,伝統あるデザインを崩すのって実際すげー難しいと思うんだ.
かと言って,デザインをずっと変えないと,どうしても「時代遅れ」のデザインになっていくことは避けがたいわけで.

ポッカコーヒーオリジナルの10代目は,商品名をちょっと変更してて,「NEW-ORIGINAL」っていう名前になってる.
だけど,「NEW」ってある割りに9代目と比べてもほとんど変わってないし.

この辺にも,「閉塞感のあるデザインを打ち破りたい」っていう要求と「伝統あるデザインを守りたい」っていう相反する2つの要求の葛藤が現れてると言えると思う.

そういう視点からこの缶をもう一度見て欲しい.

すると,この缶がその2つの要求の間に絶妙のバランスで立っていることが分かると思うんだけど.

…どーかな?伝わるかな,この良さが.

できれば,一度コンビニとかでこの商品を手に取って,そういった視点から見直してもらいたい.

このデザインチェンジにかけた熱意が伝わってくるのはオレだけじゃないはず!!!!