CCOY2006 グランプリ「POKKA COFFEE オリジナル」
昨年度も多くの新商品が発売されました.
昨年度のコレクション数は総計180缶を数えるにいたりました.
みなさまも充実した缶コーヒーライフを送られたことではないでしょうか.
そして,この180缶の頂点に選ばれたのがこの
「POKKA COFFEE オリジナル」(11代目)
です.
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写真左:11代目
写真中央:10代目
写真右:9代目
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準グランプリや上位にあざやかなデザインの新商品が並ぶ中で,このポッカコーヒーの受賞は我ながら意外だったかなと思ってるんだけど.
実際,初めてこの缶を見たときはそれほど良いとも思わなかったし.
でも,見るほどに,そして手に取ってさわるほどに,この缶がすげー好きになってきた.
ラズベリー賞のコカコーラオリジナルを見ればわかると思うけど,伝統あるデザインを崩すのって実際すげー難しいと思うんだ.
かと言って,デザインをずっと変えないと,どうしても「時代遅れ」のデザインになっていくことは避けがたいわけで.
ポッカコーヒーオリジナルの10代目は,商品名をちょっと変更してて,「NEW-ORIGINAL」っていう名前になってる.
だけど,「NEW」ってある割りに9代目と比べてもほとんど変わってないし.
この辺にも,「閉塞感のあるデザインを打ち破りたい」っていう要求と「伝統あるデザインを守りたい」っていう相反する2つの要求の葛藤が現れてると言えると思う.
そういう視点からこの缶をもう一度見て欲しい.
すると,この缶がその2つの要求の間に絶妙のバランスで立っていることが分かると思うんだけど.
…どーかな?伝わるかな,この良さが.
できれば,一度コンビニとかでこの商品を手に取って,そういった視点から見直してもらいたい.
このデザインチェンジにかけた熱意が伝わってくるのはオレだけじゃないはず!!!!